こんにちは。ディーキャリア長野オフィスの岡澤です。
先日、利用者さんの娘さんが描かれた絵本を読む機会がありました。
その絵本は、場面緘黙症について、ご自身の小さい頃の実体験をもとに描かれたものです。

心温まるかわいらしいイラストと、読みやすく、すっと心に入ってくる文章。
読み終えたときには、心がほっこりと温かくなりました☺️
自分が経験してきたことを、こうして一冊の絵本にして伝えることができる。そのこと自体が、とても素敵なことだと感じました。
そういえば、以前当事業所に通所されていた方の中にも、ご自身の経験を絵本にされた方がいらっしゃいました。
発達障害と診断された学生時代に出会った友人とのエピソードを、一冊の絵本にまとめていらっしゃったのです。
それぞれの人生には、その人にしか語ることのできない物語があります。
うれしかったこと、悩んだこと、誰かとの出会い、そして、そのときには気づかなかった大切なこと。
当時はつらかった経験も、時間が経ってから振り返ることで、新しい意味が見えてくることがあるのかもしれません。
そして、自分の経験を形にして誰かに伝えることで、今度はその物語が、誰かの心に届くこともあります。
絵本を読んだ人が「私も同じ経験をしたことがある!」と共感するかもしれません。
「こんな経験をしている人もいるんだ!」と、新しい気づきを得る人もいるかもしれません。
同じ一冊の本でも、受け取るものは人それぞれ。
読む人の数だけ感じ方や解釈があり、その物語が誰かの考え方や生き方を見つめ直すきっかけになることだってあるのだと思います。
そう考えると、自分の人生を振り返り、何かの形にして残すことには、自分自身にとっても、誰かにとっても、大きな意味があるのではないでしょうか。
私自身も、いつか自分の人生を振り返ったときに、「こんなことがあったな」「あの経験があったから、今の自分がいるんだな」と思えるような、何かを残してみたいなぁ……なんて思いました😊
皆さんも、日々の訓練を通して、自分自身の過去・現在・未来について、ゆっくり考えてみませんか?
これまでの経験を振り返ってみること。
自分の得意なことや苦手なことを見つめてみること。
これからどんな自分になりたいのか、どんな生活を送りたいのかを考えてみること。
すぐに答えが見つからなくても大丈夫です。
考える過程で気づいたことや、新しく見えてきた自分自身の一面が、これからの人生を歩むうえでの大切な財産になるかもしれません。
そして、いつかその経験が、誰かを支える力になることもあるかもしれませんね。
一人ひとりの人生に、その人だけの物語があります。
これからも訓練を通して、自分らしさや自分の可能性を、少しずつ見つけていけたら素敵ですね🌷